雑木林の細い道でめじろの子をひろった 自転車で通り過ぎたとき、道端におもちゃか人形が落ちてるものと思ったけど やはり気になって引き返してみようと振り向くと 体育会系女子高生のチャリ軍団がドドドドドドドーー (あちゃー) 細い道なのに車の交通量も多い 一緒にいた息子2に 「ちょっと自転車止めてここでまってて」 「ママ!ボクも行く!今なんかボクヘンなもの見えた!」 さすが地面に近いだけあって息子2にも見えたらしい ひよこ饅頭みたいにポテッとすわりこんで… なんでこんなところにいるんだ? よくつぶされなかったものだ きれいなうぐいす色だけどまだ産毛も残ってるようなめじろの子 近寄っても手をさしだしても動かない きっと怪我してるんだ 動物病院に電話してみると なにかカゴのようなものにいれておくと親鳥が見つけてえさを運んでくれるのだと言う 野鳥は飼えないことは知ってるけど だから治療してもしょうがないってことか? ちょっとムッとした オットに電話してみても 「野鳥はなー…」 医者と似たようなこと言う 小さい箱をみつけ この中に入れといたらほんとに親鳥が見つけてくれるかな 野良猫とかにいたずらされないかな 雑木林の少し奥まですすみ地面に置いてみると しばらくはじっとして─── それからピョンと箱の縁にとまった アレ? 足怪我してたんじゃないの? そしてすぐに林の中に飛んで行った アレ? なによ飛べるわけ? どうしようかと気をもんだアレはなんだったの? 「ママ、めじろ怪我してなくてよかったね」 キョロキョロした二重丸の目、細ーいくちばし 息子2の手におさまってしまうほどの小ささ 親鳥にも会えたかな よかったよかった
by 959sea
| 2009-05-12 09:48
| 日々のあれこれ
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